売電収入のしくみ

太陽光発電余剰電力買取制度について

売電収入のしくみ -太陽光発電余剰電力買取制度について-

太陽光発電は儲かるのか?

太陽光発電は儲かる
2009年11月に余剰電力買取制度がスタートしたわけですが、
それ以降『太陽光発電は儲かるのか?』という議論が活発に
行なわれるようになりました。

何をもって「儲かる」と考えるかについては、人それぞれの
スタンスや考え方があるわけですが、例えば太陽光発電の導入にかかった資金を回収したうえで、さらに売電した時の買取
費用として電力会社から何がしかの振り込みがある...

このような状態を「儲かる」とするならば、ほとんどの場合で
可能です。

つまり、太陽光発電を導入した大部分の人は「儲かる」と言って差し支えないでしょう。
では、なぜそのようなことになるのか、というと・・・

ようするに、国が太陽光発電を早く普及させたいからですね。
補助金を出すのもそういう理由からです。

これは時代の流れでもありますし、せっかく世の中があなたにこのようなチャンスを与えてくれているわけです。
あなたはこれを見過ごすことが出来ますか?

  >> どのタイミングで導入すればいいの? その答えは...

売電収入のしくみ -あなたが発電した電気とお金の流れについて-

余剰電力を電力会社に売ろう!

自宅に設置したソーラーパネルで発電した電気は主に自家消費用として使うわけですが、そこで使い切れなかった分を「余剰電力」と呼んでいます。2013年度は1kw.あたり38円で電力会社が買い取ってくれることになって
いて、余剰電力(kw.単位)に38円を掛けた金額が売電収入として電力会社からあなたの口座に振り込まれます。

すると、人間の中にある潜在的な商人魂が呼び起こされるわけです。『なるべく多く38円で売ったろ!』(笑)
実は、この感情が節電効果につながっているわけですね。(経産省談・・・なワケないか)

まあ、いずれにしても毎月「〇〇電力㈱」から自分の口座にお金が振り込まれるのを見ると、まるで商売をしているかのような気分になるのは確かです。夜間は発電しないので、発電していない時間帯の電気代は電力会社から
請求されますが、単価は1kw.あたり約25円です。でも、あなたが売る時は38円ですからね。

毎月差し引きしてプラスになっていると、やはり嬉しいものですよ。
では、そのような電気とお金の流れを図で見てみましょう。

余剰電力と買取費用の流れ図
この図で注目したいのは右下の矢印にある「促進付加金」です。正式には「太陽光発電促進付加金」というものですが、実はこれはわたし達一般家庭が毎月の電気料金とともに電力会社に支払っているものです。

具体的には電力会社からの請求明細書に記載されていますので確認してみてください。最低は北電の0.02円/kw.から最高は九電の0.09円/kw.ですが、この意味をご存知でしょうか?

ようするに、太陽光発電を導入している人達から電力会社が電気を買うための資金は、わたし達一般家庭が負担
しているという意味です。じゃないと電力会社は潰れてしまいますからね。売る時は25円で買う時が38円なら誰が
考えても割に合いませんから。

ですから、もしあなたが太陽光発電を導入して余剰電力を売る立場になったとしたら、その売上げはあなたの
ご近所の皆さんが負担していることと同じだということです。

太陽光発電を導入するということは、それほどの特権を得るという意味でもあるわけです。

  >> では、いつ導入すればいいのでしょうか? その答えは...