太陽電池の特徴で比較する
太陽電池モジュールのメーカーを選ぶ際のポイント


実は現在、市場に出回っている主な製品のメーカーは8社あります。










このような面々で、中には家電でおなじみのメーカーもあるわけですが、それぞれのメーカーにはそれぞれの
アピールポイントがあります。それだけにいったいあなたのご自宅にはどのメーカーの製品が相応しいのか、
「目的」と「条件」が合致するのかをよく検討しなくてはなりません。

その検討材料とは一般的に次のように言われています。








ただし、あなたのご自宅の「屋根の形状や大きさ」「築年数や屋根の内部構造」など物理的な条件によって
選択可能な製品が限定される場合があるので、まずは信頼できる施工業者を探して相談することが大切です。

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主な太陽電池の特徴とは
現在、太陽電池モジュールに使われている素材は、大きくは「結晶シリコン系」「薄膜シリコン型」「化合物型」の3つに分類することが出来ます。さらにその中の「結晶シリコン系」については、「単結晶シリコン」「多結晶シリコン」「ハイブリッド型」の3つに分かれます。

何やらややこしいですね。

さて、この中で現在の主流になっているのは「結晶シリコン系」で、発電性能やコスト面で優位性がありシェアも
圧倒的です。何しろ性能は高ければ高いほど小さな面積で同じだけ発電できますし、さらに長寿命なのです。

ではここで、それぞれの素材について主な特徴を挙げておきましょう。

(1)単結晶シリコン
単結晶シリコンは、太陽電池のなかでも最も昔からあるものです。素材として高純度のシリコンを使用しているため変換効率は高いのですが、その反面コストが高いので、その点がデメリットとなっています。
(2)多結晶シリコン
こちらは「単結晶シリコン」の低コスト化と量産化を目指して開発された製品ですね。その目標は見事に達せられ、現在は最も普及しているタイプとなっています。
(3)ハイブリッド型
「単結晶シリコン」に非結晶系の素材である「アモルファスシリコン」を組み合わせたタイプです。高い変換率を誇っています。

(4)薄膜シリコン型
結晶型のシリコンと比較すると変換効率が悪いです。なのでほとんど流通していないようです。
(5)化合物型
こちらはシリコンを使っていないタイプです。「CIS太陽電池」や「CISG太陽電池」と呼ばれていて、影に強いという特長があります。

■ メーカー別太陽電池モジュールの分類表
単結晶シリコン | シャープ・東芝・三菱電機・サンテックパワー |
多結晶シリコン | シャープ・京セラ・三菱電機 |
ハイブリッド型 | パナソニック・長州産業 |
化合物型 | ソーラーフロンティア |