太陽光発電の計画から発電開始までの流れ

契約する前の注意点

太陽光発電の計画から発電開始までの流れ

太陽光発電システムを設置するには、太陽光発電の工事において実績のある建設会社や専門の施工業者などと協力しなければ進められません。なぜなら、全てが完了するまでには、電力会社や地方自治体、メーカーなどとの折衝なども含め広い専門知識が必要だからです。

かといって、全て業者任せというのも感心できませんね。なぜなら、業者に言いくるめられたり、都合のよい工事をされてしまったりする恐れがあるからです。ですから、あなたご自身でも積極的に情報を集め、勉強することをお勧めします。

業者との交渉で注意すべきポイント

では以下に、施工業者と商談するうえで注意したい点を挙げてみましたので参考にしてください。

 リスト あなたの希望をしっかり伝える
 リスト 疑問点は納得いくまで質問し回答をもらう
 リスト 金額が適正化どうか判断するため相見積もりを取る
 リスト 契約を急がせるような素振りに惑わされない
 リスト 怪しいと思った業者は勇気を持ってキッパリ断わる
 リスト 大幅な値引きで決断を迫ってくるのは怪しいと思え
 リスト 現地調査もせず金額を提示して契約を迫る業者は外す
 リスト 訪問販売専門業者は対象から外す



太陽光発電設置までの流れ図

上記をふまえ、太陽光発電システム導入の計画から売電開始まで、どことどのようなやり取りがあるのか、
下図で具体的な流れを確認してみましょう。

太陽光発電設置までの流れ図 まず最初は「計画・設計・見積もり」からスタートですが、ここはどうしても業者との二人三脚でやっていくことになります。ですから、相手が優良な業者であるのは大前提として、あなた自身との相性の問題もありますね。

設計プランの段階では、「築年数」「屋根の形状」「屋根の傷み具合」「屋根の面積/方角/勾配」「周辺環境」「影の影響」「周辺機器の取り付け位置」など、検討材料は山ほどあります。ところが、いくら意見を出しても
プランに反映されていなかったりなど、スレ違いぎみになってしまうことはよくあることです。

特に家屋の強度が足りず補強工事が必要な場合など、リフォーム慣れしていない業者によって意に沿わない工事結果となってしまっては最悪ですからね。

売電開始までのプロセスにおいては、申請書類の提出など業者に任せたり代行してもらったりすることが多いわけですが、それにしても100%完全に相手に依存するのではなく、自分でも積極的に確認することを心がけましょう。